AIをどのように活用する?
- humanity21210
- 4月26日
- 読了時間: 3分

今の世の中は、AIによって多くのことが正確に素早くできるようになりました。
文章が苦手な人でもAIに任せれば、その場に応じた適切な文章を素早く正確に書いてくれます。(このブログの記事は自分で書いています。念のため。)
この技術がどんどん進歩すれば、世の中にある大概の仕事はAIがこなしてしまうのではないかと思っています。どんな難しい問題もAIが瞬時に解いてしまうとなれば、学校や塾の先生
なんていらなくなるのでは?と焦ったりしています。さすがにAIにスピードでは勝てません、、、。
今こそ私たち人間しかできないことは何かを考える時が来ています。
AIができなくて、私たち人間にできることは何か?
あくまでも個人的な意見として書きます。大学入試の情報やどんな風に勉強したらよいかはAIに聞けばほぼ正しく教えてくれます。ただ、情報は手に入れることは出来ても、それを実行するためには自分自身の強い心が必要になります。きちんと自信をもって実行できているか、実行できず立ちどまっている場合、どうやって背中を押すのか。この「活きた感情」を読み取ることはAIにはできません。人間には他の動物にはない豊かな感情があります。単なる喜怒哀楽だけではない、微妙な感情の変化も人間だからこそできることです。この「活きた感情」を伝えることが人間にしかできないことだと考えています。
感情を伝えることがなぜそんなに大切なのかというと、人間が前に進もうとする原動力は、周りからもらう「活きた感情」です。いつも見ているよ、困ったときは必ず助けるよという安心感、間違ったことをしていたら軌道修正するよというリーダーシップ感、一緒に悩んで解決しようという共鳴感、そういった感情が自分の中に蓄積されればされるほど、前に進もうとする力になります。
大学入試に向けて勉強をしている中で、心が折れそうになることはたくさんあると思います。実際何人もの受験生がそういう状態になっているのを見てきました。でも立ち直るきっかけとなるのはAIで作った励ましの言葉でも、画期的な勉強法でもありません。
誰かと話をして伝わる温かい「活きた感情」なのです。よく血の通ったやり取りといいますが、まさにそうです。温度感が伝わらなければ、人間の心には響かないのです。
私たちは日々、未来ある子供たちと向き合う機会を与えてもらっています。
その子供たちの未来が、人間らしい血の通った明るい未来であるように、毎日顔をみながら、リアルで話をしています。でも、AIとうまく共存することで、さらに未来の可能性が広がると思っています。今後どのようにAIが進化していくか分かりませんが、私たちの頼もしい相棒として過ごしていきたいと思います。
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