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  • humanity21210

学習塾の役割




皆さんは学習塾に何を求めますか?

成績の向上、学習習慣の定着、志望校合格、そのどれもが正解で、学習塾のチラシには左記のようなことをうたった文言が多くみられます。

〇点UPしました、〇〇大学に合格しましたというようなフレーズを目にすることも多いのではないでしょうか。


 

私たちが英明ゼミナールを立ち上げる時、私たちにできることは何だろうと考えました。

もちろん学習塾ですから、上記の内容は達成されなければならないと思います。

でも、それだけでいいのか、本当のニーズはもっと別のところにもあるのではないのかという思いがありました。


 

今の社会は多様化しており、両親ともに働いていらっしゃる方も多く、なかなかご家庭でゆっくり学習や進路のことについて話をできる時間が減ってしまい、いつのまにか「親」と「子」の間の学習や進路に対する考え方に溝ができていたということも多く聞きます。受験は一人で戦うものではありますが、周囲のサポートも非常に大切です。生徒さんに関わる全員のベクトルが一緒の方向を向いて頑張ったときに、最高のパフォーマンスが発揮でると思っています。


 

だとしたら私たちの役割は、生徒さんに関わる全員が同じベクトルを向いて、一緒にゴールを切れるように、計画を立て、時々で方向修正をしていくことだと考えました。ですので、私たちの塾のモットーは「個」と向き合うということです。そのために週1回の週間面談、完全1対1形式の個別指導、定員制など、生徒さんの思いや考えにしっかり耳を傾ける機会を多く作っています。そうすることで、自分がこうなりたいという姿に近づけているかを確認する機会が多くなり、自信を持って学習をすることができます。


 

いい点数をとる、偏差値をあげるたけが、学習塾の役割ではなく、ゴールまでの道筋をあらゆる面からサポートする時代になったと感じていますし、それを実現したいと考えています。私たちは点数があがった、偏差値があがったときだけ褒めるのではなく、自分のできる最大限の努力をできた時の、その頑張りを評価したいと考えています。


 

効率やスピードが求められる社会で、過程を見てもらえる機会はなくなりました。最終的には結果ですべてが判断されてしまうのですが、そこに至るまでの過程を伴走する存在でありたいと思っています。挫けそうなとき、投げたしたいとき、一番近くにいて相談してもらえる存在になるべく、日々生徒の皆さんと向き合っています。時には厳しいことも言いますが、それは本気で向き合っているからです。


 

学習塾は強制ではありません。しかし、公立、私立問わず、多くの方に通塾頂いています。お話を聞いているとご家庭の数だけ、様々なお考えやご要望があり、単に目に見える結果を出すだけではなく、上記に書いたようなもっと踏み込んだサポートをご提供することこそが、学習塾の役割ではないかと思います。時代とともに学習塾の役割も変化すべきだと思いますし、私たちスタッフの考え方も変えていかなければなりません。


 

地域で一番ホスピタリティ溢れた塾として、一人でも多くの方のお役に立ちたい。これが開校当時からの変わらぬ信念です。




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