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humanity21210

効率のよい勉強法とは




学校に通って部活をしていれば、一日の多くの時間を学校で過ごすことになります。

そうすると、自宅や学習塾で受験のために勉強にあてられる時間は限られたものになります。日々の予習や学校からの課題で手いっぱいで、他の勉強なんてとても、、、という人も多いと思います。


 

今の社会では効率とスピードが求められていますが、受験でもそれが求められている傾向にあるような気がします。思考力が求められる問題では、高得点を狙うならば、問題を効率よくスピーディーに解いていく必要があります。もちろん、各科目の基本的な知識は必要ですが、いかに情報をうまく整理するかという情報処理能力が必要となる問題が増えて来ています。問題文を理解するのに時間を要し、計算自体は簡単なものだったけど、そこに至る前に時間オーバーだったということもよく聞きます。


 

どうやったら効率よく勉強できますか?という質問もよく受けます。

このテキストを使ったら進めやすいよ、この動画を見れば分かりやすいよ、口だけではいくらでもいえます。でも、勉強をすることに効率ばかりを求めるのは、本当に良い勉強法とは言えないと思います。まずは自分が苦手なところを知り、それを克服するために、とことん時間をかけてスラスラ解けるまで演習する。たとえ時間がかかったとしてもです。古典的ですが、これが一番力のつく勉強方法だと思います。効率は、基礎・基本が身についてこそ追い求められるものです。最初から効率だけを求めた勉強は成果がでません。


「出来るまでする」


分かるではなく、出来るまでする。これに勝る学習効果はありません。

まずは出来るようになってから、どうしたら時間を短縮できるのか、プラスアルファの知識を身に付けられるのかを考えてください。


 

勉強や受験は単なるテクニックで乗り越えられるものではありません。問題としっかり向き合い、時間をかけ、こつこつやり続けた人だけが、本当の効率的な勉強法を身に付ける次のステップに進めます。

今も昔もテストの内容は変われども、日本の入試が紙面をベースにしたものである限りは、しっかりテキストと向き合い反復学習をすることが、合格への一番の近道です。

どんな素晴らしいツールを使っても、魔法のように知識が頭に入ることは残念ながらありません。その知識が頭の中にしっかり定着するまで貪欲に繰り返すしかないのです。


 

効率を求めるがゆえに何も頭に入らないまま、本番を迎えたということのないように、自分の力を過信しすぎず、手を動かし続けましょう!

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